スペースの使い方
今回はOF時におけるスペースの使い方について書いていきたいと思います。
- ISO構成
- ピュア構成(1シューター)
について書いていきます。
- ISO構成
まずISO構成の特徴として、ゴール下にスペースがあるという事を覚えてください。
「ラッキー、ゴール下ガラ空き♪」では無いのです。
敢えてゴール下にスペースを作る。それがISO構成です。
では、ポジション別にスペースの使い方を書いていきます。
まずは、シューター(SG、SF)
シューターは自由です。
基本的にOFはシューターが点を取ります。
よってシューターは、どのスペースをどう使ってもオッケーです。
ゴール下スペースでボールを貰ってもいいですし、外でボールを貰ってもいいです。
ただし、基本的に中央から攻めるのはやめましょう。
中央で勝負を仕掛けると両サイドからフォローDFが来るので、せっかく空けたスペースが無駄になります。
基本的には両ウィング(45°)から勝負をしかけましょう。
次にPG(サブシューター)
基本的に3Pラインにいましょう。
シューターから距離を取り、リターンパスが返せるよう、ビッグマンへパスが出せるような位置にいましょう。
自分がノーマークならシュートしてオッケーです。
無闇にゴール下へ入るのはやめましょう。
そこはシューターのスペースです。
ISOにおいても得点を取りに行くのはシューターです。
PGはパサーをしつつ全体のスペースを調整しましょう。
OFの時間にやる事が無くて暇=シューターが勝っているということです。
サブシューターの場合も同様ですが、2シューターISOの場合対面DFの弱い方で攻めるのがセオリーです。
シューターにペドロが対面しているなら、サブではなく、メインシューターとして攻めましょう。
自分にペドロがマークしている場合は、シューターの逆サイドで待機します。
ペドロを隔離することが一番の仕事になります。
迂闊に中に入ってボールマンにペドロを近づけないように気をつけましょう。
ビッグマン
PGと同じくミドルエリア~3Pエリアで待機します。
シューターからのパスを受けたら、リターンするのか自分でシュートするのか見極めましょう。
シューターのパスタイミングに合わせてピックエンムーブ(ルル、リーのみ)が出来ればパス一本でシュート出来ると思います。
スペースを使う動きよりもスペースを作る動きを意識しましょう。
- ピュア構成
PG、シューター、ビッグマン(インサイド)構成の事を言います。
まずはシューター。
ISOと同じく基本的にどこを使っても大丈夫です。
自分の得意なエリアで勝負しましょう。
インサイドにビッグマンのDFもいるので中へ入りすぎないよう注意が必要です。
前後の動きよりも左右の動きがメインになります。
次にPG
シューターに近づきすぎず、離れすぎない距離を意識しましょう。
近づきすぎるとシューターへDFが2枚ついてしまい、離れすぎるとシューターがパスできません。
得にシューターがキムの場合は距離感に気をつけてください。
オーバーパスにならない距離かつ、キムにフォローDFがつかない距離でリターンパスを出しましょう。
いい距離を保てていれば、対面DFが無理矢理フォローに行った際オープンでシュート出来るはずです。
余談ですが…
PGのポジションどりは難しいですね。
相手チームのDFが上手いとなおさら実感します。
PGメインでやりたい方は、シューターもやっておくべきだと思います。
上手いPGと組んだ時、そうでないPGと組んだ時で攻めやすさが全然違いますので…
シューターのPSが拮抗してる時、勝負を決めるのはPGやビッグマンの差だったりします。
点を取るだけがOFでは無いので、チームで攻めることを意識すると動きも変わってくるのでは無いでしょうか♪